'66 FENDER CHAMP (Black Panel)
SOLD

フェンダーのコンパクト・アンプ“チャンプ”は, '50年代からのツイード・カバーリング期, '61年頃からのブラック・トーレックス期 (キャビネットは後期ツイード・タイプと同様に上部コントロール・パネル・タイプ))を経て, '64年頃からは先行していたほかのフェンダー・アンプと同様に, 前面に黒いコントロール・パネル(通称“ブラック・パネル”)が 配置されたキャビネットのアンプに仕様変更された。 ちなみに,ほかのフェンダー・アンプにはブラウンのコントロール・パネルの時期があるが, チャンプの場合は,前面コントロール・パネルが初めて採用されたのが'64年という関係で ブラウン・パネル期は存在しない。 その後,'68年中期頃からはコントロール・パネルの色が銀色(通称“シルバー・パネル”)に変更された。
この時期のチャンプは,真空管はプリアンプ管に12AX7A,パワー管に6V6GTA,整流管に5Y3GTを使用, スピーカーには8インチ(オックスフォード製)を1発, RMS出力は5ワット('64年頃までは4W,'72年頃以降までは6W)というアンプだ。
この'66年モデルは,外装のレザーの痛みも少なく,内部回路も完全にオリジナル・パーツを保った 最上級のコンディションと言える。

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