HISTORIQUE GUITARS ORIGINAL AMP
HGT HG-AMP III REVERB
オープン・プライス(数量限定商品)
(当店での販売価格はお問い合わせください。)

2010年に発売された(2013年にアップ・グレード)“ヒストリーク ギターズ”オリジナル・アンプ “HG-AMP II Up Grade”
2016年には、そのリバーブ付きバージョンの “HG-AMP II Reverb” も発売しました。
そして2017年5月 “HG AMP III Reverb”(HGアンプ 3 リバーブ)の登場です!

(2017年6月9日 HG-Amp III Reverbがデジマート・マガジンの製品ニュースで紹介されました。)

HG-Amp III Reverbでは、シリーズ初のブラック・トーレックス・カバーリングのキャビネットを採用しました。
クローズ・アップ写真

サウンド・チェック


HG-Amp II Reverbの基本スペックはそのまま、 スプリング式リバーブ・タンク(ユニット)に“アキュトロニクス”ブランドのものを採用したことで、 より高品位の残響効果が得られます。
従来と同様に、独自の回路設計により「原音を損なうことなく、その外側を覆う」ようなリバーブです。 また、ゲイン・レベルによってリバーブの効き方が変化しますので、 クリーン〜クランチ〜ハード・ディストーション、それぞれのサウンドに適したリバーブを得られます。
「VOLUME」コントロール右側の「REVERB」コントロールにて、お好みの深さに調整してください。


HG-Amp II Reverbと同様に、キャビネット底部にはファンを取り付けてあります。
これにより、真空管(主に出力管6V6GT)の冷却効果が得られ、真空管自体の消耗を抑えると共に、回路保護に大きく貢献します。


なお、基本的には常時冷却ファンを回しておいていただきたいのですが、どうしてもファンの風切り音等が気になる場合は、コードを抜いて停止させることもできます (背面パネルの左端が接続プラグです)。



HG-Amp III REVERBの仕様の詳細はこちらをクリックしてください。


当事業所=ヒストリーク・ギターズの"HG-Amp III REVERB Aged Tweed Cabinet Version”商品掲載ページはこちら


○以下はHG-Ampシリーズの、基本仕様に関する説明です。

HG-Ampシリーズの開発者“ヒストリーク ギターズ” 代表 今井康雅(いまい やすまさ)は、 “ギター・マガジン”本誌および“ヤングギター”別冊(ムック)をはじめとして ビンテージのギター、ベース、アンプに関する執筆者としても知られています (近著は2017年3月発刊のギター・マガジン ムック「フェンダー解体新書」)。

しかし、ビンテージの専門家が開発したアンプだからと言って、 HG-Ampシリーズはビンテージ・アンプのレプリカ・モデルではありません。
数多く取り扱ってきたビンテージ・アンプ・サウンドの特長を活かしつつも、 全く新しい独創的なアンプに仕上がっています。
開発のコンセプトは,日本の住宅事情に合ったコンパクトなサイズと音量で 「良質なディストーション・サウンド」を楽しんでもらおうというものなのです。
代表者自身の手で1台1台ハンド・メイドで生産した自信作です。是非、お試しください。

・HG-Ampシリーズのサウンド
50年代のツイード・チャンプ等は確かにサイズ的には小さいと言えるのですが、その魅力的なサウンドが得られるのはボリュームをフル・アップにした時です。
しかし3〜4.5W(生産時期により異なる)という出力といえども、それは一般家庭ではとても出すことのできない大きな音量なのです。

その点、HG‐Ampシリーズなら、プリ・アンプ部で作り出した良質なディストーション・サウンドを、 マスター・ボリュームで音量を絞って使用することができます。
マスター・ボリューム付きのアンプのディストーション・サウンドは音の“腰の弱さ”を指摘される場合も多いですが、 そのあたりは十分に考慮して設計していますので、小さな音量でも“太い”サウンドを楽しめるはずです。

このアンプ開発のヒントになったのは(回路をコピーしたわけではありません)、 80年代前期に発売されていたフェンダーの名機“スーパー・チャンプ”です。 その人気の秘密は強烈に歪んだディストーション・サウンドを、マスター・ボリュームによってコントロールできることにあると思います。 しかし、そのややファズっぽいと評されるディストーション・サウンドや、 ディストーション・サウンドを優先とした設計のため、クリーン・サウンドがブライト過ぎてコントロールしにくいという意見も多いようです。
HG-Ampシリーズ では、強烈なディストーション・サウンドと、ミッド・レンジ豊かなクリーン・サウンドの両立を目指しました。

シャーシ内の電気回路は、いわゆる「ポイント・トゥー・ポイント」と呼ばれる配線方法で手作業で行なっています。
量産品に見られるプリント基板ものとは異なる、非常に手間のかかる工程です。

(写真はHG-Amp III Reverb)

キャビネットは、50年代フェンダー・ツイード・アンプなどに見られるのと同じパイン単板(バッフル板=バルチック・バーチ材)を使用し(Made In U.S.A.)、 十分な“箱鳴り”が得られます。

・HG-Ampシリーズの利便性
HG-Ampシリーズ は自宅専用アンプとして開発したつもりはありません。
音作りの一環として常に自分のアンプを持ち歩きたいと考えているプレイヤーが多いはずですが、 車を持っていない方ですと電車と徒歩で運搬する必要があります。
しかし、従来は高品質な真空管アンプは大型なものがほとんどでした。
HG-Ampシリーズは35p(高さ)X 37cm(幅)X 22cm(奥行)というコンパクト・サイズですので、 リハーサル・スタジオやライブ会場への運搬も比較的容易でしょう。

10インチ(約25cm)のスピーカーを搭載した18Wアンプですので、 小規模なライブ会場ならそのままでも十分な音量だとは思いますが、 音量が足らない時には、そこに設置してある大型のスピーカー・キャビネット(8Ω)を利用してみてください (スピーカー・コード接続ジャック装備)。
電気的な出力は18Wながら、聴感上は驚異的な音圧が得られるはずです。

ただし、スピーカー・インピーダンスにご注意ください。
HG-Ampシリーズ(II以降)のスピーカー・アウトは8オームとなっており、 16オームや4オームのスピーカー・キャビネットで大出力の使用は、回路を損傷させる可能性があります。 必ずインピーダンスを合わせるようにしてください。

・HG-Ampシリーズの特別仕様
過去に製作した12インチ(30cm)スピーカー・ヴァージョンです。
レギュラー・モデルと同一スペックながら,スピーカーの口径が大きくなり,それに伴いキャビネットの容積も大きくなったことで, 音圧と中〜低域がより豊かになっています。
(2023年10月現在、受注は中断しています。)
(下の参考写真はHG-Amp II/Jensen C12R スピーカー仕様)






○参考動画
初代“HG-Amp”(2008年12月発売の4.5W出力モデル。生産完了品)は、 E.W.S.ブランドから「Mini HG-Amp」というモデル名でも発売していた時期があります(完全同一仕様)。
以下はその時のプロモーション動画です。
出力(4.5W)やスピーカー・サイズ(8インチ)が異なりますが、サウンド・キャラクターは近いものですので、ご参考になさってください。

“Allen Hinds ”によるデモ

“土方 隆行”氏によるデモ1
“土方 隆行”氏によるデモ2
“土方 隆行”氏によるデモ3

“山野修作”氏によるデモ


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