'74 FENDER MUSTANG BASS
Black/Rose SOLD

'66年に発表された“ムスタング・ベース”は, ショート・スケール・ネック(30インチ)のベースである。 ピックアップには,スプリット・シングル・コイル・タイプを1組搭載している。
ムスタング・ギターと同様に,'69年中期までのボディ・カラー・バリエーションは ホワイト,ブルー,レッドであった。 ちなみに,それぞれストラトなどの上位機種でいうオリンピック・ホワイト, ダフネ・ブルー,ダコタ・レッドに近い色であるが, ムスタング・ベースにはそれらのカラー名は与えられていない。
'69年中期からはそれらカラー・バリエーションは一新され,サンバースト, コンペティション・レッド(メタリック・レッドに白のライン入り), コンペティション・バーガンディ( メタリック・ブルーに水色のライン入り), コンペティション・オレンジ(オレンジ色に赤のライン入り)の4色となった。 また,その直前にはそれまで入れられていなかったボディのコンター加工が施されるようになった。
'72年にはホワイトのボディ・カラーが復活し 計4色(コンペティション・オレンジは'70年頃に廃番)となった時期を経て, '74年頃からは,サンバースト,ブラック,オリンピック・ホワイト,ウォルナットの設定となった。 そして'76年頃からはストラトキャスターなどと同様のカラー・バリエーションとなっている。