'64 MUSICMASTER White/Rose
SOLD

'56年中期にスチューデント・モデルとして正式発表されたミュージックマスターは, 当初ゴールドのアルミ・ピックガードが取り付けされた薄いベイジュ色のボディに, メイプル1ピース・ネックという仕様であった。 '59年にローズ指板が採用されるのとほぼ同時にボディが濃いベージュ色に, ピックガードが厚めのややベージュがかった白1プライのプラスチック製に変更されている。
さらに'60年末になると,ボディ・カラーがサンバーストとホワイトの2色となり, ピックガードはサンバースト・フィニッシュが純白の1プライ・タイプ, ホワイト・フィニッシュが赤いべっ甲模様の3プライ(べっ甲/白/黒)タイプとなった。
このホワイト・フィニッシュ・モデルの写真(ただし白黒写真)は, '63-'64年版カタログから掲載されているため, レギュラー・カラーとして存在していたと思われる。 しかし,実際にはサンバースト・モデルの生産比率が高く, ホワイト・フィニッシュは 非常に数少ないモデルである。 ただし'64年中期のミュージックマスターUへのモデル・チェンジ以降は,生産本数は比較的多くなる。