'78 TELECASTER CUSTOM Black/Maple
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ギブソンのハムバッキング・ピックアップを開発したことで有名な“セス・ラバー”氏は, ギブソン退社後の'67年にフェンダーに入社し, '71年には新たなハムバッキング・ピックアップを完成させた。 そこでフェンダーでは, そのピックアップを搭載したテレキャスターのバリエーション・モデルを数機種発表している。 '72年初頭の('71年末との説もあり)“テレキャスター・シンライン” (2ハムバッキング・ピックアップ仕様)に続いて登場したのが, この“テレキャスター・カスタム”で, フロントにハムバッキング・ピックアップを, リアにレギュラーのテレキャスターと同じシングルコイル・ピックアップを採用したモデルである (その後'73年には“テレキャスター・デラックス”が登場)。
それまでもテレキャスター・カスタムというモデル名のギターが存在していたが, その基本スペックはレギュラーのテレキャスターと同じで, ボディにセル・バインディングが巻かれたモデルであった。 そこで,'72年以前のバインディング・ボディのモデルを“カスタム・テレキャスター”, '72年以降のハムバッキング・ピックアップがマウントされたモデルを“テレキャスター・カスタム”と 明確に呼び分ける人も多い。
当初,ヘッド先端部に貼られた“CUSTOM”という文字は筆記体であったが, すぐにブロック体に変更された。 ブリッジもレギュラーのテレキャスターと共通の3ウェイ・サドルであったが, '74年頃からは6本の弦を個別にオクターブ調整ができる6ウェイ・ブリッジに変更された。 ピックガードは発表当初からブラックで, これを契機としてのちにほかのモデルでもブラック・ピックガードが波及していく。
この'78年モデルは,この時期としては軽量で,コンディションも最上級と言える。