'81 L-6S CUSTOM Silverburst SOLD

'73年に発表された“L-6S”は,前年に発表されたソリッド・ボディ・ジャズギター “L-5S”の姉妹機種という位置付けで開発されたモデルである。 ボディ,ネック共にメイプル製,24 3/4インチ・スケール24フレット仕様となっている。
L-6Sの最大の特徴は,6ポジションのロータリー・スイッチで得られるバリエーション豊富なサウンドで, それらは以下のとおりである。
1. フロント+リア・ピックアップのシリーズ(直列)接続(正位相)
2. フロント・ピックアップ単独
3. フロント+リア・ピックアップのパラレル(並列)接続(正位相)
4. フロント+リア・ピックアップのパラレル接続(フェイズ・アウト=逆位相)
5. リア・ピックアップ単独
6. フロント+リア・ピックアップのシリーズ接続(フェイズ・アウト)
ペグには発売当初から,“グローバー”製のロトマチック・タイプオリジナル仕様としてが採用された。 '76年頃からは徐々にシャーラー製のロトマチック・タイプに切り替えられていった。 こうした関係で,この'81年モデルにはオリジナル仕様として, シャーラー製ロトマチック・ペグ(M-6)が取り付けられている。 L-6Sは,'75年からはL-6Sの廉価版である“L-6S DELUXE”が発表されたことで, 正式モデル名が“L-6S CUSTOM”に変更された。 当初はナチュラル・フィニッシュにメイプル指板と チェリー・フィニッシュにエボニー指板というモデル設定だったが, '75年頃からはナチュラル・フィニッシュにメイプル指板と ブラック・フィニッシュにエボニー指板という設定に変更され, その後'76年頃からはタバコ・サンバースト・フィニッシュ(エボニー指板)が加えられた。 '81年に製造中止。
この'81年モデルは“シルバーバースト”と呼ばれるフィニッシュで, 他機種でも同時期に限定カラー的扱いとして採用されたものだ。 しかし,シルバーバースト・フィニッシュされたL-6Sは,きわめて珍しいモデルと言える。 コンディションも最上級。

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