'83 GIBSON ES-335DOT Sunburst Lefty
SOLD

ギブソン“ES-335TD”は, '77年からは1弦側ホーン部にコイルタップ・スイッチが取り付けられていた時期を経て, '82年頃に製造中止となった。 その後継モデルと位置付けられるのがこの“ES-335DOT”である。
ES-335TDは,'62年中期にはそれまでのドット・ポジション・マークからブロック・ポジション・マークに, '64年後期にはそれまでのストップ・テールピースからブランコ・テールピースに, '75年にはそれまでマホガニー材であったネックがメイプル材に仕様に変更されるなどの歴史を持っていた。 しかし,'70年代後期からのヴィンテージ・ギター・ブームを意識し, ES-335DOTではドット・ポジション・マーク,ストップ・テールピース, マホガニー・ネックを復活させたモデルとなっている。 その後,現在の“ES-335リイシュー”へとモデル名が変更された。
このES-335DOTのピックアップは,当時のP.A.F.のレプリカで,通称“ニューPAF”と呼ばれるものだ。 ペグにはUSA“グローバー”のロトマチック・タイプが採用されている。
この時期のギブソン・ギターは,生産本数が少ない関係で見かける機会があまりないが, 意外と人気の高い年式である。 コンディション最上級。