'59 GUILD M-65 3/4 Sunburst
SOLD

ギブソンによる吸収前のオリジナル・エピフォンを退職したクラフツ・マン達も加わって, 1952年に設立されたギター・メーカー“ギルド”。 現在はフラットトップ・ギターのブランドとして有名だが, 初期のギルドはアーチトップギターがラインナップの中心だった。 そのクォリティの高さと独特の“鳴り”が, 評価の高いオリジナル・エピフォンから引き継いだ血統の良さを証明している。
この'58年に発表された22 3/4インチ・スケールの“M-65 3/4”は, 同時発売された“M-65”(24 3/4インチ・スケール)の ショート・スケール(通称3/4スケール)バージョンである。 ボディは共通の13 1/2インチ幅のコンパクトなホローボディであるため, 3/4スケールのほうがボディとのバランスが良いかもしれない。 ネックとボディ・サイド&バックはマホガニー製,ボディ・トップはメイプル製 (但し,'61年にカラー・バリエーションとして加えられたチェリー・フィニッシュの場合には, マホガニー・トップ)。 姉妹モデルとして'54年に発表された2ピックアップ仕様のM-75がある。 ただし,M-65のボディにはFホールが開けられているのに対して, M-75はFホールなしのホローボディ・モデルある。
M-65 3/4は,当初は写真の'59年モデルのように金属カバーで上面を覆われた, ディアルモンド製のシングル・コイル・ピックアップだったが, '62年頃からはギブソンの“P-90”に似た シングル・コイル・ピックアップに変更されている。

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